西宮北口校

私が指導を行う際に気を付けていること

神戸大学医学部医学科 (神戸海星女子学院高校出身)

個別指導を行う上で私が心掛けていることは、一方的な指導ではなく双方向の指導になるようにすることと、考える癖をつけてもらうことです。皆さん自身も体験したことがあると思いますが、誰かに答えを教えてもらった問題と自分でどうにかして答えを導き出した問題とでは、後者の方が明らかに解き方を習得できている場合が多いのではないでしょうか。私は断然後者の方が力がついたと実感していますので、生徒の皆さんには分からない問題で、時間がかかっても、自分で答えを何とかひねり出すという経験を積んでほしいと思っています。そのため、分からないからといって、すぐに私が答えを示すのではなく、必要な場合は細かくヒントを出すなどして誘導しながら、考えることの大切さを伝え指導しています。また、受験生の方には、不要な勉強はさせないということも意識しています。受験生の指導では指導の時間や期間が限られていることを考えて、できるだけ無駄な学習を削らなければなりません。具体的には、受験に必要のないレベルの問題は使わないようにして、できるだけ最低限で必須の問題を扱い学習してもらうようにしています。入試で合格点を取るためには解き方が全く分からない問題で解法を思いつくことよりも、解き方が分かる問題で如何に間違えずに正解を導き出せるかが重要だと考えますので、必要最低限の難度の問題で効率よく勉強できるように工夫しています。

私が個別指導を行う上で心掛け、工夫していること

京都大学理学部理学科 (神戸高校出身)

私は現在、数学を指導していますが、指導をする上では生徒さんの実力から見て、「少し難しいけれど頑張れば乗り越えられるかな」と思う課題を提示し、生徒自らそれに取り組んでもらい、必要に応じて補佐した上で、最後にできるだけ丁寧で分かりやすい解説をするように心掛けています。 提示する課題の難易度は、高すぎると生徒がモチベーションを失い、新たな知識の習得も進みにくくなる一方で、簡単に乗り越えられるような場合は、新しく学ぶことが少なくなってしまいなかなか成長しません。特にモチベーションは、個別指導のみならず家庭学習や日々の授業にも影響を及ぼすので、注意を払っています。
指導方針を立てる上では、勉強が数学のみで完結するものではないことから、定期テストや模試の成績の確認などを通して、他の教科の学習の習熟度合いも考慮することを心掛けています。また、個別指導は一日の授業の終わりに行われ、生徒さんが疲れていることが予想されるので、集中力が続くよう生徒と相談した上で、指導の間に小休憩を挟んだり、大学生活などの話をして生徒のモチベーションが上がることにつながるよう工夫しています。