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◆個別指導教師からのアドバイス◆(毎月更新)

駿台の個別学習応援誌「パーソナルタイムズ」5号より
【年間計画の立て方


[東京医科歯科大学・医学部]

竹下 知健 PT

 

年間計画の立て方は、基本的に重要となる英語・数学を夏までに仕上げて、夏以降で両科目をさらに発展させ、同時に国語・理科・社会を仕上げていくのが最も効率的だと思います。

英語・数学に関しては、理解と演習を積めばかなりの高得点が期待できます。また、物理に関しては、数学をしっかり理解していれば、自ずと物理の吸収も早く、効率的です。以上の理由から、受験を控えた一年間の計画はまず夏までに英語・数学を精一杯やり、夏以降はさらに他教科も仕上げていくことが必要です。

私の経験から述べさせてもらいますと、二次試験の勉強をしていれば、センター試験の勉強にも繋がります。過去問題だけはしっかりと解いて傾向を掴みましょう。とにかく、二次試験の一、二か月前までは前述したように仕上げていくのが理想的です。先にこなす問題集を決め、それを完璧にするという方針で計画を立てるのが良いでしょう。

 

 

[早稲田大学・基幹理工学部]

丸山 拓飛 PT

 

 年間計画としてまず、一年後の最終目標を立てるのですが、これはどれだけ大きくても構いません。受験生なら大学に合格、そうでないなら何かの模擬試験で偏差値〇〇!など端的なものが良いと思います。これを「長期的目標」とすれば、さらに「中・短期的目標」を立てましょう。

例えばある教科の学力向上を目指す場合、弱点の確認と克服を経て、応用演習を重ねることになります。弱点の克服に一か月を想定すれば、基本事項のおさらい、基礎問題、応用問題、最後に入試レベルの問題という段階を立て、それぞれ一週間を費やせば良いのです。弱点克服が中期的目標とすれば、基本事項~応用問題は短期的目標です。その一週間はその短期的目標を達成すれば良いのですから、漠然と勉強するよりやることがはっきりして良いのではないでしょうか。年間計画の時点で短期的目標まで立てておけば次にやることが見えてきます。ぜひお試しください。

 

 

[東京工業大学・工学部]

永島 唯哉 PT

私は受験生としての一年間を大きく三つに分類していました。最初は「基礎を固める時期」です。受験において最も大切なものは基礎です。基礎といっても、ただ公式を丸暗記すればいいというものではありません。公式の意味を本質的に理解することで初めて応用問題で使うことができます。この公式は何を表しているのか。どうやって導出されるのか。こういった疑問を大切にしてください。自分の現状を把握し、あせらず、丁寧に勉強しましょう。

次は「応用問題に取り組む時期」です。基礎をアウトプットできるように問題演習を重ねます。このとき初めから解ける必要はありません。初見で解けなかった問題も繰り返すことで解答への大まかな道筋が見えてきます。

最後は「入試直前期」です。今まで得た知識をフル活用して多くの問題に触れます。安心して入試本番に臨めるように、数をこなしましょう。

 

 

[名古屋大学・医学部]

蔵野 結衣 PT

私が受験生だった頃は、まず数か月ごとの大まかな目標(春休みまでに基礎を強化するなど)を立てていました。そして、その目標を達成するためにはどのような勉強が必要か考え、月ごと(長期休暇中は週ごと)の勉強計画を立て、その次は週ごと、といったように、大きい括りから細かい括りの順で予定を立てました。それにより、合格に向けた道筋がはっきりします。

私が勉強計画を立て始めたのは、高校2年生の文化祭が終わった頃で、ちょうど受験に向けた勉強を意識し始める時期でした。当時、受験勉強をやろうと思って最初に突き当たった壁は「受験勉強とは何か」ということ、そして、どのような勉強をどのように進めればいいのかということでした。もともと、予習中心の学習が苦手だったことと、今まで学んできたことがきちんと身についているか不安だったため、復習を中心とした学習計画を立てることにしました。周りが自分と違う方法で勉強して、自分より先のことをやっていたとしても惑わされないためには、しっかりとした計画を立てていることが大事だと思います。

 

[大阪大学・医学部]

山林 えり PT

年間計画を立てる際には、各科目、すべての分野をできるだけまんべんなく見る必要が出てきます。自分で勉強する時間を予習・復習の合間に作るのは大変でしたが、年度の初め・夏休みの初めなどに計画を見直し、どうにか続けていくことができました。

計画の立て方としては、「無理なく」「区切り良く」「具体的に」決めるようにしていました。参考書のこの分野を読み、この問題集の何ページから何ページを解く、という割り当てを週ごとに決めました。日ごとに決めてしまうと、一日達成できなかっただけで計画が崩れてしまい、続けることが精神的にも苦しくなってしまうため、余裕をもって週単位にしていました。どうしても時間が取りにくい週なども出てきます(例えば、発表課題や文化祭の準備)。その場合は潔く、翌週に今週分を回してきました。

すべてをこなそうとしてはいけません。がんばりすぎては続かず、勉強の習慣も付きにくくなります。計画はいつでも変更できるので、自分のペースをよく考えながら、年間計画を立てましょう。

 

[神戸大学・医学部]

伊藤 恵理子 PT

  私の場合、スケジュールを立てる際の基準に模擬試験を設定することが一番のカギでした。

まず、模擬試験でしっかり結果を出して本当に克服できたのかを確認するため、またモチベーションを保つためにも主要な模擬試験の日程を調べ、並行して苦手分野を書き出してみました。その後、まずざっくりと春、夏、秋、冬、センター試験直前、二次試験直前のどこで何がしたいか振り分けました。(年単位で計画をざっくり立てるイメージです)苦手分野をセンター試験直前や二次試験直前までに克服するため、遅くても秋の始めまでには終わらせるようにしました。得意科目もコンスタントに続けてはいましたが、比率としては苦手科目:得意科目=7:3ぐらいの時間配分を心がけました。

次に、月ごとにどこを重点的にやるか、同じ頃にやりそうなテキストの範囲、近くの模擬試験の出題範囲(駿台のHPに掲載されていた出題範囲を参考にしました)を意識してどの月に何をやるかを割り振りました。

一年を通してやり残し、悔いがないよう自分の苦手箇所を確認して克服していくことが大事だと思います。

 

 

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